ubuntuにapahcheを入れて設定をいじろうとしたらディレクトリ構造が分かりづらかったのでまとめておく。
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apacheの主なディレクトリ構造
apacheのバージョンは2.4.52です。
./
~~~
├─etc/apache2/
│ ├─apache2.conf
│ ├─conf-available/
│ ├─conf-enabled/
│ ├─envvars
│ ├─magic
│ ├─mods-available/
│ ├─mods-enabled/
│ ├─ports.conf
│ ├─sites-available/
│ └─sites-enabled/
├─lib/apache2/modules/
├─sbin/
│ ├─apache2
│ └─apache2ctl
├─srv
├─sys
├─tmp
├─usr
└─var/log/apache2/
├─access.log
├─error.log
└─other_vhosts_access.log
ubuntu上ではapacheは一つのフォルダにまとめられているわけではない。
設定に関しても複数に分けられている。
設定ファイル
apacheの設定ファイルは”/etc/apache2/”の中に入っている。
/etc/apache2/
├─apache2.conf メインの設定ファイル
├─conf-available/ グローバル構成フラグメントの設定フォルダ(すべての設定ファイル)
├─conf-enabled/ グローバル構成フラグメントの設定フォルダ(有効済み)
├─envvars apacheの環境変数
├─magic
├─mods-available/ モジュールの設定フォルダ(すべての設定ファイル)
├─mods-enabled/ モジュールの設定フォルダ(有効済み)
├─ports.conf portに関する設定
├─sites-available/ 仮想ホスト構成の設定フォルダ(すべての設定ファイル)
└─sites-enabled/ 仮想ホスト構成の設定フォルダ(有効済み)
設定ファイルは上記のように細かく分類分けされている。
ubuntuの既存の設定ファイルは基本的には書き換えしません。
apache2.confファイルが各enabledフォルダ内のconfファイル(モジュールの場合loadファイルも)を読み込んでいます。
もし新たに設定をしたい場合、適切なavailableフォルダにconfファイルを作成しコマンドで有効にします。有効になった設定ファイルのシンボリックリンクがenabledフォルダに作成されます。
ディレクトリ | 有効 | 無効 |
---|---|---|
conf | a2enconf | a2disconf |
mods | a2enmod | a2dismod |
sites | a2ensite | a2dissite |
モジュール
apacheのモジュールは”/lib/apache2/modules/”フォオルダに入っている。
ログ
ログは”var/log/apache2/”フォルダに入っている。
このフォルダはroot権限がないと入れないので基本的には、catコマンドなどで見ることになると思う。