今年もまた、新作のiPhone13が発表されました。正直な感想を言うと、魅了的な変化は感じられませんでした。
とりあえず、12とどのように変わったのかを比較して行こうと思う。
全モデルの主なスペックと変化点
iPhone13もiPhone12と同様に、4モデル発売されます。
主なスペックと変化点を表にまとめました。
スペック | iPhone 13 mini | iPhone 13 | iPhone 13 Pro | iPhone 13 Pro Max |
価格 | ¥86,800~ | ¥98,800~ | ¥122,800~ | ¥134,800~ |
カラー | ブルー スターライト ミッドナイト ピンク (PRODUCT)RED |
シルバー グラファイト ゴールド シエラブルー |
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ディスプレイ | 5.4インチ 有機EL(OLED) Super Retina XDR HDR True Tone 広色域 最大輝度800ニト(標準) 最大輝度1,200ニト(HDR) ノッチが20%縮小 |
6.1インチ 有機EL(OLED) Super Retina XDR HDR True Tone 広色域 最大輝度800ニト(標準) 最大輝度1,200ニト(HDR) ノッチが20%縮小 |
6.1インチ 有機EL(OLED) Super Retina XDR HDR True Tone 広色域 ProMotion(120Hzのリフレッシュレート) 最大輝度1,000ニト(標準) 最大輝度1,200ニト(HDR) ノッチが20%縮小 |
6.7インチ 有機EL(OLED) Super Retina XDR HDR True Tone 広色域 ProMotion(120Hzのリフレッシュレート) 最大輝度1,000ニト(標準) 最大輝度1,200ニト(HDR) ノッチが20%縮小 |
重さ | 140g(+9g) | 173g(+7g) | 203g(+16g) | 238g(+12g) |
バッテリー性能 | 19時間(+2時間) 15時間(+4時間) 75時間(+10時間) |
17時間(+2時間) 13時間(+3時間) 55時間(+5時間) |
22時間(+5時間) 20時間(+9時間) 75時間(+10時間) |
28時間(+8時間) 25時間(+3時間) 95時間(+15時間) |
CPU | A15
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A15
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容量 | 128GB / 256GB / 512GB | 128GB / 256GB / 512GB / 1TB | ||
SIM規格 | デュアルSIM (nano-SIMとeSIM) / デュアルeSIM | |||
防水性能 | IP68 | |||
背面カメラ | 1,200万画素 デュアルカメラ 超広角 f2.4 広角 f1.6 2倍の光学ズームアウト 最大5倍のデジタルズーム センサーシフト光学式手ぶれ補正 True Toneフラッシュとスローシンクロ ナイトモード 自動調整 写真のスマートHDR 4 フォトグラフスタイル |
1,200万画素 トリプルカメラ 超広角 : f1.8 広角 : f1.5 望遠 : f2.8 3倍の光学ズームイン 2倍の光学ズームアウト 6倍の光学ズームレンジ 最大15倍のデジタルズーム センサーシフト光学式手ぶれ補正 True Toneフラッシュとスローシンクロ ナイトモード ナイトモードポートレート 自動調整 写真のスマートHDR 4 フォトグラフスタイル Apple ProRAW |
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前面カメラ | 1,200万画素 f2.2 4Kビデオ(24fps,25fps,30fps,60fps) Retina Flash 映画レベルの手ぶれ補正(4K,1080p,720p) 1080p HD(25fps,30fps,60fps) 1080pスローモーション(120fps,240fps) 写真のスマートHDR 4 Dolby Vision対応HDR(最大4K,60fps) ナイトモード Deep Fusion QuickTakeビデオ フォトグラフスタイル シネマティックモード(1080p,30fps) |
1,200万画素 f2.2 4Kビデオ(24fps,25fps,30fps,60fps) Retina Flash 映画レベルの手ぶれ補正(4K,1080p,720p) 1080p HD(25fps,30fps,60fps) 1080pスローモーション(120p) 写真のスマートHDR 4 Dolby Vision対応HDR(最大4K,30fps) ナイトモード Deep Fusion QuickTakeビデオ フォトグラフスタイル シネマティックモード(1080p,30fps) ProRes撮影(最大4K,30fps。容量128GBモデルでは1080p,30fps) |
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ビデオ撮影 | 4K(24fps,25fps,30fps,60fps) 1080p HD(25fps,30fps,60fps) Dolby Vision対応HDR(最大4K,60fps) ビデオのセンサーシフト光学式手ぶれ補正 2倍の光学ズームアウト 最大3倍のデジタルズーム オーディオズーム QuickTakeビデオ 1080pスローモーション(120fps,240fps) ステレオ録音 ナイトモードのタイムラプス シネマティックモード(1080p,30fps) |
4K(24fps,25fps,30fps,60fps) 1080p HD(25fps,30fps,60fps) Dolby Vision対応HDR(最大4K,60fps) ビデオのセンサーシフト光学式手ぶれ補正 3倍の光学ズームイン 2倍の光学ズームアウト 最大9倍のデジタルズーム オーディオズーム QuickTakeビデオ 1080pスローモーション(120fps,240fps) ステレオ録音 ナイトモードのタイムラプス シネマティックモード(1080p,30fps) ProRes撮影(最大4K,30fps。容量128GBモデルでは1080p,30fps) |
*赤文字→全モデル共通の変化てん
*黄色のアンダーバー→pro限定の変化点
全モデル共通で変わったとこ
iPhone12から性能がどう変化したのか簡単にまとめる。
ノッチが20%縮小
ノッチが20%縮小。これによって新たに通知バーに何かを追加するかは不明。ノッチが縮小したからと言って動画やゲームでは通知バー部分は、ほぼ何も表示しないので大した変化ではない。
A15チップ(処理能力の向上)
- 2つの高性能コアと4つの高効率コアを搭載した新しい6コアCPU
- 新しい4コアGPU
- 新しい16コアNeural Engine
正直、処理能力に関しては頭打ちしている感がある。性能と処理能力が同時に上がっているから、使用感はあまり変わらない。省電力性の向上にも期待したい。
バッテリーの向上
これも処理能力と同時に向上しているためバッテリー容量が増えているからと言って、バッテリーが長くなるかは不明。
手振れ補正がセンサーシフト光学式に
広角カメラにも、手振れ補正が対応。
iPhoneの手振れ補正はかなり高精度だが、センサーシフト光学式になることによってさらに安定すると思う。
iPhone 13 /13 mini のカメラの配置が対角線になったがこれがどのように影響してくるかは不明。
シネマティックモード
撮影後でもフォーカスを変えたり、ボケ効果を調整したりできるシネマティックモードが追加。
正直これを求めているユーザは多くないと思う。
フォトグラフスタイル
肌の色をキープしながら、適切なエリアだけ色を強めたり抑えたりと調節できる機能。
これも正直あまり求めていない機能だと思う。
デュアルeSIM
iPhone 13ではすべてのモデルでeSIMに対応し、eSIMで2回線利用可能に。物理SIMと組み合わせて、3回線利用できるかは不明。
eSIMはそれほど普及していないし、eSIMは機種変更するのに手続きがだいぶめんどくさいeSIMを2回線使えるようにする前に物理のデュアルSIMに対応してほしかった。
そもそもiPhoneはデュアルSIMに対応しておきながら、デュアルアプリなどに対応してないから、iPhoneで2回線は使い勝手が悪い。
proモデル限定で変わったとこ
120Hzのリフレッシュレート
iPhoineもついに120Hzのリフレッシュレートに対応となった。
画面が滑らかなことは大した変化ではないと思われるが、比較すると大きな変化である。ゲームなどをする人にとっては、かなりうれしい対応だ。
しかし、これによってバッテリ消費がかなり増えるが、iPhoneは必要な時に120Hzになるようにアルゴリズムされているらしい。
全カメラでナイトモードに対応
Proモデル限定の望遠カメラでもナイトモードが対応された。
マクロ撮影に対応
2センチの距離までのマクロ撮影に対応した。写真も動画もマクロ撮影が可能。
マクロのビデオ撮影はどの状況下で使うことがあるのか正直思い浮かばないから、多分使うことはあまりないと思う。
望遠カメラで3倍の光学ズーム
Pro限定の望遠カメラのズームが2倍から3倍になった。遠くのものを撮影する機会は多々あると思う。その倍率が3倍になることで、カメラの使い勝手がよくなると思う。
期待していた変化はなかった
今回のiPhone13で個人的に特に追加してほしかったものは追加されなかった。
まだiPhone独自のLightnig端子
これはもうiPhoneユーザならだれもが思っているものだと思う。正直もうほとんどの電子機器がtype-C端子に変更されてきている。MacBookやiPadはtype-Cである。Lightnig端子なのはiPhoneだけである。さっさとiPhoneもtype-Cに変更してほしい。
指紋認証はない
今やマスク生活が当たり前となった世の中でFace IDはかなり不便である。
新型のiPad Airではホームボタンなしで電源ボタンにTouch IDが搭載されているのだから、iPhoneでも可能だろと個人的に思う。iPad Airよりも先にユーザの多いiPhoneに電源ボタンにTouch IDを搭載してほしかった。
まとめ
iPhone13ではProモデルのカメラ機能が主な変化点であると感じた。
処理能力に関しては正直革新的な変化はないと思う。iPhone 11以降を利用していてカメラをさほど使わない人は機種変更する必要は見当たらない。
ただ、2年以上前にスマホを使っている人は機種変更をしたほうがいい。
というのもスマホなどの電子機器は使い続けると性能が落ちてくるし、最新のものと2年前のものの性能はだいぶ変わってくる。
てことで、この記事を参考に購入を検討してくれると嬉しいです。